夢beansスタッフ kiki
大阪北部の山間部低地に生息する魔女
『夢beans』アクセサリー作家
骨格スタイルアドバイザー
身長160cm
パーソナルカラー:イエベオータム
骨格タイプ:ナチュラル
パーソナルスタイル:多分カジュアル
はてなでは初めまして。
夢beansアクセ作家の魔女kikiです。
ブログでは作品やアクセへの思いなどをお話しできたらと思っています。
どうぞよろしく^^
リリースしたばかりの『ローマングラスのネックレス~黒いグラス~』
このネックレスの誕生にはこんなお話がありました・・・
海を越えたず~っと遠くに住む魔女仲間からkikiの元へ小包が届きました。
(もちろん魔女の宅急便・・・・ではなく黒い猫だか青い飛脚だかだった)
中に入っていたのは黒いローマングラスのビーズ!
「うわ~、えらいかっこいいもんが来た!」
メモが添えられています。
『ヤッホー、kiki、元気?
あんさんの好きそうなビーズ見つけたから送るわ。
なんとローマングラスやねんて~!!
また素敵なアクセサリーにして送り返してな^^
よろぴく』
送り返すんかい、と突っ込みつつしげしげとビーズを眺めました。
黒い中に白っぽいスクラッチ模様のような筋がはいり
墨でさっと引いた線にも見える
なんとも味わいぶかいビーズです。
は~・・・ローマングラスということは
昔々そのまた昔の誰かが使ってた何かなんやろなあ。
食器?つぼ?装飾品?
『・・・ワ・・イン』
は?
どこかから声が聞こえました。
キョロキョロ辺りを見回しましたが、誰もいません。
・・・気のせいか。
魔女からきた荷物だけにわけわからんこともあるしな・・
(kikiさん、自分も魔女という設定をお忘れです)
『・・・ワイン』
ギョッとして手元を見ると
あらまあ、なんと、黒いローマングラスが話しているようです。
「ワ、ワイン?」
『ワイン』
「・・・でも、ワインをどうするん?」
『ワイン』
ははあ、このローマングラスはその昔
ワインを入れるグラスだったか、ピッチャーだったか
そんな仕事をしていたのかも・・・。
ううむ、ビーズとなった今ワインを注いだところでどうにもならんよなあ。
穴から出てしまうやん。
とはいえ、はるか数千年の時を越え、数千キロの距離も超えて
ここまで来てくれたローマングラスの声を無視するのも忍びない。
「そうや、ワインみたいなビーズと合わせたらどうかな」
ゴソゴソ
赤いビーズの入っている箱の中を探しました。
いろんな赤みの様々な形の天然石。
ローマングラスの隣に置いてみました。
「どう?」
『ワイン・・・・・』
困ったなあ、やっぱり石だとバレてるか・・・
『ヤッホ~』
またしてもどこかから声が。
でもローマングラスの渋い声とは全く違うやたら陽気な声です。
『こっちこっち~、箱の中!』
箱を覗くとロードライトガーネットのさざれがぴょんぴょん跳ねています。
『忘れんといてや~、も~』
「ごめんごめん」
見ればこのガーネット、色はワインカラーだし
雫っぽい形がワイングラスの中で揺れるワインを彷彿とさせます。
試しに黒いローマングラスの横に置いてみました。
するとブツブツ聞こえてきていた『ワイン』という声が
聞こえなくなったのです。
「やったぜ」密かにガッツポーズのkiki。
一方合わせたガーネットはぴょんぴょん、ぴょんぴょん
『ねーねー、お名前は?
どこからきたん?ねーねー、ちょっと~』
あらら、これは寡黙なローマングラスにはちょっときついかもしれんな・・・
仲介役になってくれそうな石は、と。
黒と赤を取り持ってくれるような色味で
どちらともうまくやれそうな頭の切れる子。
ありました!
トルマリンクォーツ 。
透明なクオーツの中に黒いトルマリンが針状に入っている石です。
ローマングラスもガーネットも形が揃っていないので
あえて形もカットも整然としたものを選んで合わせてみました。
あら、いい感じ♡
おしゃべ好きなガーネットの相手をしながら
寡黙なローマングラスとも同じ黒のよしみでか、しっくり馴染んでくれています。
そしてマットな黒いグラスに光を投げかける役目も。
うしし、うまくいった!
得意になって魔女ハットを被りポーズ
え?帽子がとんがってない?
仕方ないのです、駆け出し魔女のkikiさん(人間界ではアラカンですが)。
伝統的なトンガリ魔女ハットをかぶれる資格にまだまだ及ばす
じいちゃんの帽子やら自前の帽子やらでお茶を濁しているのです。
新たにトリオになったローマングラスとロードライトガーネットとトルマリンクォーツ。
まだ見ぬどなたかの胸元を飾れる日を心待ちにしております^^