アラベスク「初恋色のチェーンネックレス」リリースです！

夢beansスタッフてぃんくる

夢beansのアクセサリー作家です。

研究学園都市であるつくば市在住の専業主婦。

スタッフの中では最小・最高齢で、ただいま高齢の父の介護真っ盛りです。

身長153cm
骨格タイプ：ウェーブ
パーソナルカラー：イエベ・スプリング
パーソナルスタイル：ロマンティック

＊2021年10月22日以前のスタッフブログはこちら

アラベスク「初恋色のチェーンネックレス」

本日リリースです！

双子座の最終ランナーとして、
チェーンアラベスクの新作が、本日リリースされました✨

アラベスク-初恋色のチェーンネックレス-

竹久夢二の絵が、このアラベスクのイメージにぴったりで感動！！
さすが、おまめちゃん💛

でもね・・
実は、この作品はなかなか完成しなかったのです。

双子座のラッキーカラーは「黄色」です。

黄色いビーズ、
とくに華やかな元気な色味のビーズをジーッと見つめていると
眼が疲れてくるんですよね。
元気をもらえる色で疲れてどうすると思うんですが、長年頑張ってきた眼球なもので・・

ビーズを選んだり、編み込んでみたりしているときに
そんな症状が出てくる（自分では気付いていない）と
無意識に落ち着いた色味のものを手にとっていたり
黄色の分量を控えたりしているようなんです。

まるで癒しを求めるようにw

結果、

試作品をスタッフに披露したときに、

「黄色が少なくない？」
「これ、黄色？」

なんて声が出る出るww

いえ、わたしもね
パッと見た際に「ちょっと落ち着きすぎかな・・」と思ったんですよ。

でも、

「どうかなあ」とずーっと見つめているうちに
「やっぱりこれがいい！　大人の黄色だ！！」なんて感じてしまって笑

それから
黄色の分量をちょっぴり多くし
パーツの配置を変えると・・

「これこれ！」
「綺麗〜！」

と言ってもらえるようになりました😆

やっぱりチェンジャブル💕
それも６通りも！

元気はつらつな恋ではなく
少し切なくてノスタルジックな、
それこそアラベスクのアイデンティティである大正時代の女学生の初恋のイメージになったんじゃないかな。

眼の疲れによる色味の脳内変換対策には、
複数の作品を同時に制作し、
いろんな色のビーズを見るようにするしかないのかもしれません。

大正時代の女学生の初恋

このアラベスクのコンセプトは、『初恋』です。

それも、大正時代の女学生の初恋。

女学生のイメージとしては、

大きなリボンを髪に結んで
着物に袴、編み上げのハーフブーツを履いて
さっそうと自転車に乗る少女たちの姿かな。

和装から洋装へと変わっていく、時のコラボレーションのようです。

そして時代は

「大正ロマン」「ハイカラ」という言葉に代表される、
自由で華やかな雰囲気が満ちていた時代。

経済が発展したことで市井の生活に余裕が生まれ、
女性の社会進出が大きく進み、
女性が自分の意思を主張し始めた時代。

けれど
この時代の多くの女学生は、卒業すると花嫁修行や家事手伝いとして家に入るのです。

文明開花のもと、欧化主義により本格的な女子教育が始まった明治時代に比べると、
国家主義の台頭や戦争の気配が強まった時代背景により
大正時代の女子教育は退行してしまったんですよね。

女学校は「良妻」「賢母」を育成するためのものとなりました。

知識や才能を極めるより、作法や裁縫を学べということですね。

お嫁に行く時の肩書きのための学校になってしまいましたが、
この時代の女学生にとって、
女学校時代は夢のような自由なひとときだったことでしょう。

勉強や趣味に励み
友情を育み
そして、恋をする・・

「命短かし恋せよ乙女」

初恋の思い出

いつの時代でも、恋愛は人生の大きな出来事です。
そして「初恋」は誰にでもたった一つだけ。

レモンのように新鮮でちょっぴり酸っぱいその初恋の思い出を
夢を追っていたあの頃のこととともに蘇らせてくれる・・

そんな思いを
鮮やかなレモンイエローとマットな黄色、
そして学生の象徴のような紺色で表し
その周りに優しい中間色を配して柔らかさを加え
懐かしさを表現してみました。