元高校英語教師
現発達障碍の子供の能力開発をメインとするフリーランス教師
及びメンタルカウンセラー
コテコテの大阪人
『女性が元気なら子供は育ち国はもっと元気になる!』
四半世紀の教師生活の中で辿り着いたこの答えをベースに
2012年ブログ発信を開始。
ブログに集まってきてくれた母たちと共に
2017年アクセサリーショップ運営を開始。
今に至る。
身長173cm
パーソナルカラー:ブルベウィンター
骨格タイプ:ウェーブ
パーソナルスタイル:ドラマチック
*2021年10月22日以前のスタッフブログはこちら
こびとさん、初めての七夕
青空を描いた短冊キラキラ✨
さーさーのーは~♪
さーらさら~♪
今日は七夕。
kikiの小屋にはこびとたちの元気な歌声が響いています。
「ねぇねぇ、今日は天の川見れるかなぁ」
「こんだけいいお天気やから、きっと見れる見れる~」
「ぼくたちの短冊、見てくれるかなぁ」
「見てくれる見てくれる~」
朝から何十回とこの会話w
まぁこびとたちにとっては初めての七夕。
無理もありません。
『七夕の日は晴れますように!』
とは書かず、青空の絵を一生懸命に描いたこびとたち。
このどストレートな願い事、天に届かぬわけはなし😆
もくもく雲発生!⛅
ところがです。
「もくもく雲だ!」
「もくもく雲が出て来た!」
「だめだよ~💦」
「あっちいってー」
山の天気は変わりやすいもの。
ひと雨きそうなムードになってきましたよ。
「みんなひとまずおうちに入ろう」
空同様に泣き出しそうなこびとたちをkikiが小屋に入れました。
突然の来訪者と七夕ゼリー⭐
「おーい、kiki~ いるのわかってるねんでー」
「誰か来た!」
「かわったあいさつ~」
「いる~?じゃなくて、いるのわかってるんだって!」
「おもしろーい!ぼくも今度そう言う~!」
「ちょっとおまめどんw
子供に変な言葉教えんといてくれる?ww」
「事実おるのわかってるし」
「籠ってて悪かったわw」 ←夏弱い人
「ほんでもちろん、ゼリーとかあるんやんな?」
「え?」
「今日七夕やん?ゼリー作ったんやろ?それ食べに来てん😋」
「ゼリー!?kiki、ゼリーあるの!?」
「もしかしてお星さまの形!?」
「絶対そうやで。知らんけどw」
「やったー!!!」
kikiの返事を待たずにおまめどんとこびとたちは大盛り上がり。
さっきまで泣き出しそうだった顔に笑顔が戻りました。
「しゃーないな~
夜に食べようと思っててんけど、今食べよっか♡」
「食べよう食べよう~♪」
「食べるで食べるで~♪」
「お~ めっちゃおいしいやん!」
「おいしいやん♪」
「みかんも入ってるやん!」
「はいってるやん♪」
「kikiさん、芸が細かいわ!」
「こまかいわ♪」
こびとたちは初めて会ったおまめどんとすっかり意気投合。
可愛らしい口調で大阪弁を真似てます。
「晴れることを願って青空色のゼリーにしてんけど、ちょっと雲行き怪しいねんなぁ、、」
晴れぬなら晴らしてみせよう魔女ならば!🧙♀️
kikiの言葉でこびとたちの顔がまた曇ってきましたよ。。
「雲くらいほうきでしゃしゃっと掃いたったらええねん」
おまめどんの言葉でこびとたちの顔がまた輝いてきました。
「ちょっと聞くが、、、誰がほうきで雲を掃くて?」
「この中で空飛べるの一人しかおらんと思うけど」
😱
「む、、ムリやって💦誰やとおもてる!?わたしkikiやで💦」
「人生、やるかやらんかや」
「やるかやらんかや♪」
「なせばなる!」
「なせばなる♪」
「きまりやね」
「きまりやね♪」
「ぼくほうき持ってくるー!」
「わたし帽子持ってくるー!」
😱
「ハハ kikiさん、だいじょぶやって!わたし御守り持ってるねん」
「お、、御守り?」
「見たい?」
「そらそうちゃう?w」
「そこまでゆーなら見せてしんぜよう!」
じゃーーーん♪♪♪
「うわぁ♪ほうきの形だ~」
「かわいい~」
こびとたちも興味津々に覗き込んでいます。
「こ、、これが御守りでっか💧」
「そう!これがあったら苦手な飛行もスイスイよ!」
「うそや~~~💦」
「ほんまやって!信じる者は救われるっちゅうやろ?」
「ちゅうやろ♪」
「そや、kikiさん、御守りふたつあるからわたしも行くわ!」
「こんでええ💦一人でも自信無いのに二人乗りは無理じゃ💧」
「わたしはわたしで乗るねんで」
「え?」
「この小屋にほうきはオンリーワンじゃなかろう😁」
「ええええ!?💦💦💦」
大阪のおばちゃん空を飛ぶ🧹
「ほんじゃあこびとさんたち、行ってくるからなー!」
「うん!おまめどん、おそらのおそうじ頑張ってねー♪」
「おうっ まかしときー!」
😨
「ほな、kikiさん、いきまひょか」
「ら、、らじゃ💧」
せーのっ
ひえぇぇぇぇぇぇぇぇ💦💦💦
「ひゃ~~!雲の中に入ったの生まれて初めてやー!」
「わたしもや~~💦」
「富士山になった気分やー!」
「わたしそれはない💧やっぱり箕面山や」
いつも以上に気の大きくなったおまめどんを魔女の意地でリードするkiki。
フラフラ走行が功を奏したのか、もくもく雲はあっという間に掃けたようです。
「わーい!わーい!雲が消えた~!」
「早く夜になあれ~♪」
「あかんって💦いま夜になられたらわたしら戻られへんやん💧」←近眼+方向音痴w
なんとか大役を務めあげたkikiとおまめどん、地上を目指して下降しました。
叶えられた願い事🎋
日が傾いてきました。
七夕のクライマックスまでもうあと僅かです⭐
「ほな帰るわ!」
「おまめどん、帰っちゃうの?」
「もっといっしょに遊ぼうよ」
「うん、また来年な。来年の今日、また一緒にゼリー食べよう😄」
「うん!食べよう♪」
「食べよう♪」
「ほなkikiさん、ごちそうさん!」
「うん、気を付けてー」
おまめどんは夕陽を背に受け、来た道を帰っていきました。
街の明かりが少しずつ浮かび上がってきている麓に向かって―
「うわ~ 天の川だ!」
「きれい~!」
「ぼくたちの願い事が叶ったね!」
「叶ったね!」
誰が叶えてやったんじゃい😓
と思いながらも、こびとたちの喜ぶ顔を見れてホッとしたkiki。
そしてなにより、初めて雲より上まで飛べたことの達成感!
「もうわたし立派な魔女や😁」
すっかり自信を持ちました。
「ねぇkiki、来年もまたゼリー作ってね!
おまめどんと一緒に食べるんだ♪」
やれやれと一息ついているところに
こびとたちはもう来年のことを話してますよ。
けどこれでいいんです。
それが短冊に書いたもう一つの願い事だったのですから。
それではみなさん、素敵な七夕の夜を🎋