夢beansスタッフblog

こんな私たちが運営してます

幸せを考える

 夢beansスタッフ かたつむり

  2人の子育て真っ最中です。
 インテリアコーディネーター資格とAFT色彩検定2級を活かしながら、
 夢beansで活動しています!

 日常のささやかな小さな幸せをこよなく愛する専業主婦であります(^O^)
 未確認生物、🐌つむつむさんと友達であることから、
 たまにつむつむ作品を担当して楽しんでいます🎵

 身長162cm
 パーソナルカラー:イエベ・スプリング
 骨格タイプ:ストレート
 パーソナルスタイル:ネオクラシック

  *2021年10月22日以前のスタッフブログはこちら




『金融教育/金融リテラシー



おはようございます!
かたつむりです🐌

最近よくニュースで耳にするのが
『金融教育/金融リテラシー』という言葉。

生きていくうえで、必要不可欠な 『お金』 について
もっと積極的に子供たちにも教育していこう!という試みです。

自分たちが子供のころは、
資産運用、資産形成について学ぶ機会って、なかったな~と感じます。
商業高校に進学すれば、そういったことも学ぶのかなと想像できますが、
高校まで普通科だと、そういう機会にはあたらないですよね。


そろそろ、年金生活が現実に近づいてきている、微妙なお年頃ですので、
ついつい、この手の話題のニュースは、耳に残ってしまいます・・・




お金と人生ゲーム



今では、子供たちにもわかりやすく理解してもらうために、
授業で使う、お金の勉強ができるボードゲームがあるそうです。

これを見たときに、
『あ!これ、人生ゲームじゃん!!これならやったことある~』
と思いました。
誰もが、一度はゲームした経験ありませんか?

うちは、3人きょうだいだったので、いつも一緒に遊んでいました。
ボードゲーム(人生ゲーム)は、よくやりました。
母も入って、4人で勝負してましたよ。

ルーレットを回すだけなので、年齢差、力の差、知力の差など全く関係ありません。
運さえよかったら、億万長者になれるんですww
(末っ子の私でも、勝てたことは嬉しかったですね^^)

小さな車の形のコマで、進んでいき、家族が増えると、ピン人形みたいなものを
車にさしていくんですよね。(覚えてますか?)
女の子が生まれると、ピンク色のピンを、男の子が生まれると、水色のピン。
初期のころの人生ゲームなので、今ではいろいろと変わっているのかもしれません。


でもね、思い起こせば、かなりの博打性のあるゲームでしたよね。
不動産を購入とか、株で儲けたとか・・・
金融の勉強になったのかな~とやや疑問を感じますが、
お金への関心は、人生設計構築の中で重要な項目と世の中でも
もてはやされている昨今です。
2022年4月から、高校で金融教育が必修化されたことからもわかります。




公正証書を残す



私事の記事になります。
もしかしたら、ちょっと重い~と思われる方もいるかもしれませんが、
気が向いたら読んでみてくださいね。




先日、1年以上前から考えていたことを実行しました。
それは、『公正証書』 を残すということです。


公証役場に行くために、巣鴨駅を経由しました。
巣鴨駅といえば、『おばあちゃんの原宿』 と言われていて、
とげぬき地蔵尊があります。

私は、若いころインテリアの勉強をするために
アトリエに通っていて、それが巣鴨にあったのです。
なので、25年ぶり以上に降りた巣鴨駅はとても懐かしく感じました。

が、ずいぶんと様子が変わっていました。
駅の大きさは同じでも、綺麗なお店がいろいろとあって
(アトレになってました。)
古びた雰囲気は、消えていました。

それでも、ちょっと駅の周りに目をやると、線路沿いのマンションや
しなびた繁華街は、昔とかわらず、
また、とげぬき地蔵尊へ続く商店街(おばあちゃんの原宿)は
変わっていませんでした。

今回、この駅を経由したのは、『公正証書』を公証役場で作成するためです。


集合時間までに空いた時間で、巣鴨の星乃珈琲に寄りました。
モーニングをいただきながら、25年前の若かりし頃を思い起こしながら、
まさか自分が、『公正証書』を残すなんて、思いもしなかったな~と
不思議な気持ちになりました。




 

公証役場って

 


誰もが聞いたことのある、『公証役場
実際、どんなことするところなのか、知らない人も多いのかなって思います。

公証役場とは・・・
公証人が公正証書の作成や証書の認証など、行うところです。
全国に300か所あります。
見た目は、こじんまりした事務所でしたよ。

いま、よく話題に上がるのは、『遺言』です。
他には、離婚した後の養育費、慰謝料の内容を公正証書で残すことや、
発明の立証のための実験経過・結果に関することでも活用されるそうです。
あと、尊厳死宣言なども・・・
宅地建物の貸与、贈与、示談など、いろいろな約束事を書面にして残すことでも
活用されます。まぁ、いろいろですね。


身近なところで、相続に関してがあります。
戦前は、長子一人が相続するという習わしだったのが、
戦後、民法が共同相続に改められたことで、
きょうだい同志での争いが起こるようになったそうです。

そのため、トラブル回避のために遺言を残すことが広く知られ、
高齢化時代に伴って、いまでは、1年間に11万件に増加しているそうです。


遺言というと、ちょっと敬遠されがちなワードですよね。
高齢者からしたら、縁起でもない!って、忌み嫌われそう。

でも、金融教育が進んできた現在、
この遺言の重要性も一緒に学ぶべきだなと感じるのです。
いろいろと調べていくと、遺言があるのとないのとでは、
手続きのスムーズさが、全く違うそうです。


私が作ったのも、『遺言』です。





きっかけは、子供が成人したらどうなるの?

 

私の娘は、生まれながら障碍があります。
今、16歳。だんだんと学校卒業後や、成人後の情報が入ってきて、
また、いろいろと考えて行動しなければならなくなる時期なのです。

自分たちが死んだら子供はどうなるのだろう?という思いは
この子が生まれたときから、ずーっとありました。

単純に、お金をいくらかこの子のために残してあげれば
なんとかなるんじゃないかな?親はそれしかできないよね・・・
という考えしか思いつきませんでした。

なんとなく、もや~っと、曖昧に、、、
『これでいいかな?これでいいよね?たぶん・・・』
そんな感じでした。

ところが、ある本との出会いで、考えが一変されました。





『親亡き後』の本は、たくさん出版されていているのですが、
私には、この本が一番わかりやすく、心に響くものがありました。

読み終わると、胸が熱くなり、くやしさや切なさの思いが、
やがて、細いけれど一筋の光に変化して、
現実や未来を照らしてくれる 『知恵』 として響いてきました。

この本の作者、鹿内幸四朗さんが常に心に留めている言葉が、
『ニーバーの祈り』 です。

私は、自分になかった 『知恵』 をこの本を通して知ることができたのです。





成人になると、どうなるか?
成人になると、親権が消失します。するとこれまでできていたことが
できなくなること、困ったことが多く起きるのです。
これは、高齢者が認知症になって、金融機関が凍結されたり
法廷後見人を付けられたり(これいま、いろいろと問題視されていますよね)する
法律と同じことが、適用されてしまうのです。

困ったことが起きないように、親権のあるうちに
今できることがこの本で指南されています。



最低限しなければならいことは、『遺言』を残すということと
私は理解しました。
心配な子を守るために、やるべきことだと思いました。
この遺言、子供のためにお金を残すのではなく、
子供にとって不利になる相続がいかなようにするためのものです。

子供に残すものは、『お金』ではなく、
その子供のために、『お金』を使ってくれる 『人』を残すことなのです。




私たちが子供の頃、学校では教わらなかった
金融のことや、公正証書のことですが、
今は、ネット社会なので、情報を集めて勉強したり、
学んだり、知ることは、自由にできるようになりましたよね。
また、そういう行動は、大切な人達を守るために大事なことだな~と
知ることができました。










IT化にもついていかなければ!!



いろいろなことや、ものが、IT化されて、ついていくのに息切れ状態ですが、
まだまだ、頑張らなければと思います。


情報化社会、時代なのに、まだまだ知らないことがたっくさんあります。
今の世の中、きっと死ぬまでずっと勉強、情報収集し続けないと
ならないのだろうなって思いますよ^^

大変そうだけど、独りじゃない、仲間や多くの人たちと繋がることができることも
IT化時代の、いいところ!!ですよね。


タイトルの 幸せを考える ですが、
自分だけでなく、周りの大切な人たちのためにも、
能動的に、自分に必要な情報を得るために、
『幸せを考えて』 行動しなければならない時が、来るのだな~
と、ちょっと大人になった気分の私ですww


お金のことや、現実のことも含め、
『幸せ』 を、これまでとは違った視点で考え、行動する・・・
大切なことだな~と感じています。

これからも、この現実を楽しみながら生きていこう!と、
階段を一つ昇った気分の私です。
公正証書という 『盾』 で、家族を守りながら・・・




心は原点に戻ることも大切

 

今回は、私事の内容になってしまいましたが、
お金だけでは約束されない幸せもあって、
お金があるからこそ、トラブルが起きることもあって、
時と場合によって、自由が奪われることもある。

公正証書を活用しながら、日々変化していく世の中の波を
上手に乗って行ける知恵を学ぶことが大事だなと感じています。
公正証書は、家族を守る 『盾』みたいなものと思います。

いや~ほんと、生きているといろいろなことがありますよね💦

みなさんも、何かに悩んだり、迷ったり、
決断しなければならない時ってありませんか?

情報過多の中、悩むことや迷う機会にも多く触れると思われます。
でも、そんなとき、心の奥にある自分の原点みたいなものを
大切にしてほしいなと思います。
お金や公正証書は、盾と矛になりますが、
一番大切なことは、
『人の心』や『心を形成する原点』なんじゃないかなと思います。

元気になれる場所、元気パワーがある場所、
そんな場所として、夢beansがみなさんの心のよりどころに
なれたら、とても幸せです。


ニーバーの祈りにちなんで、天使の祈り✨
クリスマスはもうすぐですね!!
この季節を楽しみましょう~(^O^)







神よ
変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、識別する知恵を与えたまえ。

ニーバーの祈りより
この本に出逢えたことに感謝を込めて・・・




では、またお会いしましょう~(^_^)/~