夢beansスタッフblog

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淡く儚いもの

夢beansスタッフてぃんくる 

 

夢beansのアクセサリー作家です。

研究学園都市であるつくば市在住の専業主婦。

スタッフの中では最小・最高齢で、ただいま高齢の父の介護真っ盛りです。


身長153cm
骨格タイプ:ウェーブ
パーソナルカラー:イエベ・スプリング
パーソナルスタイル:ロマンティック

 

*2021年10月22日以前のスタッフブログはこちら

 

キラキラで淡いもの

梅雨入りとストロベリームーン

 

梅雨に入りましたね。
平年より二週間遅いとか・・

夕方の雲が彩雲のように妖しいほど綺麗だったので
「明日は梅雨入り?」と思ったら、やっぱりそうでした。


 


梅雨入りしたのに
わが家の紫陽花の見頃は終わり、わずかに数輪咲いているだけです。
今年は早いかな?

朝、雨粒に濡れキラキラ光る花によじ登っていた(ように見えるほど小さかった)雨蛙の姿が、
あまりにも梅雨のイメージにぴったりで可愛らしく
「あ、写真!」と思って携帯を構えたときにはもういませんでした。

シャッターチャンスを捉えるってホント難しいなー
「いつもスマホを首からぶら下げていたら」って家族には言われていますw

 

この花に登っていたんだけど・・🐸
ちょい足しイメージをお願いいたします。
ほら! 可愛いでしょw



ところで、先日のストロベリームーンはご覧になりましたか?
満月の時刻は22日午前10時頃だというので、
わたしは直前の夜9時に家の外に出てみたんです。

雨上がりの夜空に浮かぶ月は、厚い雲の切れ間から柔らかい光を降り注いでいて、
それはそれは幻想的な姿でしたよ🌕

この柔らかで淡い光が、月の儚いイメージににつながっているんでしょうね。

あまりにも感動して見ていたので、願い事をするのを忘れてしまいましたw

 



翌日にはまた雨が降り続き
やっと晴れ間が見えた空には、うっすらと虹がかかっていました。
淡い色彩は一瞬で消えちゃったけれど、
その余韻は少しの間わたしを笑顔にしてくれたんですよ。

虹を見ると
「あー、幸せ」って思いませんか?
「今日はついてるな」って。

虹は一瞬で消える儚いものだけれど、
その形や七つの淡い色合いが夢や希望や幸運につながっているように感じるからでしょうか。


ホースの虹と水風船の虹



雨上がりの虹と
先日のkikiちゃんのブログにあった水しぶきの写真を見て、
子どもの頃を懐かしく思い出しました。

思い出って、何か引き金になることがあると
いろいろな場面が一気に、走馬灯のように蘇ってきますよね。

今回の引き金は、「水しぶき」


ひとつめは
洗車しながら、ホースの先から空に向けて水を噴射する父の姿です。

山なりになったその水シャワーには薄く虹ができていて
そのころ飼っていたわんこと一緒に、「ホースの虹」を潜って遊んでいたなあ。
ずぶ濡れになりながら、何度も何度も・・


もうひとつ浮かんだのは母との思い出。

小学2〜3年生の頃。
わたしは山の中にポツンとある研究所の官舎に住んでいたので、バス通学でした。
なので学校から帰ると、周囲には子供がいないためにいつも一人遊びだったんです。
遊び相手は鳥や虫や植物など。

ある日ひとりで遊んでいると
母が小さなビニール袋に入れた水に絵の具を垂らして、カラフルな水風船をいくつか作ってくれました。

縁側に並んだ色とりどりの水風船。
始めのうちは太陽にかざして見たり、そのぷにゅぷにゅした感触を楽しんでいたんですが
そのうちに母とキャッチボールのように投げ合って遊んでいました。

取り損ねるとパーンと破れて地面に広がる水しぶきが、
まるで地面にできた虹のように色が重なって綺麗だったなあ。


ホースの虹や水風船・・
子どもの頃の父や母との思い出は、記憶の遥か向こうに消えていてずっと忘れていたのに
そのキラキラはずっと心に残っていたんですね。
ふとした瞬間にパーっと蘇って静かに消えていく一瞬のキラキラ・・
儚い虹の輝きにも似ているようで
なんだかちょっと切なくなってしまいました。



夢beansのアクセサリーで思い出をリフレイン

 

思い出を辿るきっかけとなった「水しぶき」は
先日リリースされた『青珊瑚と白珊瑚のフリンジネックレス』を
kikiちゃんが制作する際のイメージだったそうです。
だからキラッキラなんですねー!
清涼感たっぷりのこのネックレスは、夏のコーデに大活躍しそうです😊

青珊瑚と白珊瑚のフリンジネックレス

 

 


そして、わたしの両親との水しぶきの思い出は
甘酸っぱくて
爽やかで
ちょっぴり切なくて
そして儚い泡のよう・・

それはまるで
両親とデパートに出かけたときに一緒に飲んだクリームソーダのようです。

 



クリームソーダの泡はキラキラ輝きながら、一瞬で消えていきます。
その繊細で柔らかな感触を口の中にしっかりと残しながら。


クリームソーダ色のアラベスクは、
儚く消えていくキラキラとした夢のイメージなんですよ。

 

アラベスク-クリームソーダ色のチェーンネックレス-

 

 

 

 


子どもの頃に飲んだクリームソーダ
綺麗な色をして甘くてとっても美味しかったけれど

思い出の中にあるクリームソーダ
少し切なくて優しい色をしています。

泡のように淡い、甘酸っぱい思い出のクリームソーダです。




雲がかかって妖しく輝いた夕陽も
雨蛙を撮ろうとしたことも
雲の切れ間から覗いた満月も
雨上がりの空に浮かんだ虹も
両親との思い出のように

淡く、儚く消えていったけれど
それはわたしの心の奥にずっと刻まれて
いつかふとした瞬間に
またキラキラと輝きながら、わたしの心の中で弾けるんでしょうか。