夢beansスタッフblog

こんな私たちが運営してます

一枚の折り紙

 夢beansスタッフ かたつむり

  2人の子育て真っ最中です。
 インテリアコーディネーター資格とAFT色彩検定2級を活かしながら、
 夢beansで活動しています!

 日常のささやかな小さな幸せをこよなく愛する専業主婦であります(^O^)
 未確認生物、🐌つむつむさんと友達であることから、
 たまにつむつむ作品を担当して楽しんでいます🎵

 身長162cm
 パーソナルカラー:イエベ・スプリング
 骨格タイプ:ストレート
 パーソナルスタイル:ネオクラシック

  *2021年10月22日以前のスタッフブログはこちら



こんにちは、かたつむりです🐌
今年の夏は、雷雨が特に多く感じますね。
暑さが和らぐまで、水分補給に注意しながら頑張りましょう!!



祈りが込められた鶴

 

折り鶴

 

日本人なら誰もが折り紙で作ったことがあると思われるこちら。


折り鶴です。
こちらは、宅配パルシステムコープ共済の企画のもので、
チラシが折り紙になっていて、組合員さんがボランティアで折ります。
チラシなので作っても作らなくてもいい、自由参加です。

コープ共済では、病気やケガで共済金を必要とする加入者さんたちに
請求書類を送る際に、この折り鶴を一緒に同封するのだそうです。
理由は、事務的な作業に感じられてしまう書類送付に物足りなさを感じたこと。
受け取る人に少しでも励ましになればという思いから始めたことなのだそう。


これを切る




折り紙になる




折り鶴を作る




6個できあがり




私は、この企画が好きなのです。
なぜかというと、折り紙って心が落ち着きませんか?
いつも、スマホばっかり見て疲れてしまったときなどに、
目の前の折り紙に集中することって、とてもリフレッシュできるなって感じるのです。


折り紙も鶴も日本人ならではのもので、親しみのあるものですよね。



折り紙の歴史

 

折り紙文化の歴史は古そうですよね。
ちょっと調べてみると、室町時代の頃に始まったそう。
武家の作法、礼法として、贈り物や手紙を包むことから考えられたようです。
やがて、折り方を楽しむようになったのが『折り紙』ということです。

お祝い袋も、綺麗な和紙で折られていて素敵ですよね。
文房具屋さんに行くと、お祝い袋の売り場が結構広いので見るのも楽しいですし、
そういうところに、日本の文化を感じられます。
そういえば・・・
自分の結婚式で頂いたたくさんのお祝い袋は、捨てられずにしばらく保管していたな~
その袋を選ぶところから、相手からのお祝いの気持ちがあるのだな~と嬉しかった記憶があります。
また、子供の頃におじさん、おばさんからもらったお年玉袋も大好きでした。
親戚が多かったので、いろいろな種類のポチ袋が集まるのがとても好きだったな。


美しい包みを愛でる心が、日本人の心に根付いているように感じます。
和紙で作る包みの丁寧な折り方は、均一な美しさを大切にする心と一致するように・・・
田んぼの直線や並んだ正方形、長方形がきっちりしていると安心するように・・・
洋服を綺麗に畳んで収納するという作業も、日本人の勤勉さや美意識と共通するものを感じますね。
(とっちらかっている部屋に住む🐌ですがww)

折り紙をして心が落ち着くのは、これらの感覚が身についている国民性だからかもしれません。


それに、折り紙だけでなく、和紙は障子や提灯、うちわにも使われていてとても身近なものです。
昔は番傘もありましたね。番傘とは、和紙に油をしみこませた傘です。
私が子供の頃古民具好きな父が使っていたのですよ。
柄の部分は、太目の竹でできていました。大きくて重いので使っていたのは、父くらいでしたが^^

妖怪からかさ小僧みたい^^


傘をさすと、雨の音がぱらぱらバラバラと、賑やかな音をだします。ちょっとうるさいくらい^^
江戸時代の人たちは、こういう傘をさしていたのかな~なんて子供心に思ったものです。



和紙や折り紙は、古くから人々に親しまれ、今では日本の伝統文化になっています。
進化した現在の折り紙は、複雑な立体を折る技術にまで発展し、
今後も幅広い分野(宇宙や医療など)で様々な応用が期待できるものなのですって。へー!

進化しているといっても、基本はやっぱり『折り鶴』かなと思いますが、どうですか?
平和と健康を祈るために、千羽鶴を折る風習もありますし、
鶴は、長寿を象徴する生き物として、ことわざや物語にも登場します。
お祝いの席や、着物の絵柄、屏風などにも登場する人気者です。

美しい✨



鶴ってどこにいるの?


素朴な疑問で、野生の鶴ってどこにいるのだろう?と思ってしまいましたww
動物園でなら見たことあるけど・・・
大きい鳥の中でも白鳥なら飛来のニュースなどから、
なんとなくどこにいるのかわかるのですが、
そういえば、鶴って?渡り鳥なの?どこにいるの?という程の知識の私。

折り鶴を子供の頃からたくさん折っているにもかかわらず、
知らないとは・・・鶴さんごめんね。


で、反省したかたつむりは、ちょっと調べてみました。
北海道の道東(釧路湿原)のあたりに通年で生息しているらしく、
その種類は、『タンチョウヅル』なんですって。

鶴の種類は15種で、日本ではそのうちの7種類が見られるそう。

マナヅル、ナベヅルは、シベリアや中国で春夏を過ごし、冬は鹿児島や山口県の平野へ飛来するそうです。

タンチョウヅルは、知ってる知ってる!!と思い出しました。
頭の上がちょっと赤い子ですよね。
日本で見られる鶴のうち、最大の大きさで身長150センチなんですって。
羽を広げると2メートルほどあるのだとか。人の大きさとかわらないくらいですね。

これ書いていてふと思い出したのですが、
小学校6年の時にクラスに鶴くんという名前の人がいてやっぱり背が高くて、
なんとなく鶴に似ていたような・・・で、ニックネームが鶴さん。そのままです^^

鶴に雰囲気が似ていたから、そのまま鶴さんという呼び方だったのかも。
ちょっと、敬意をもって、さん付けです。



縁起のよい動物として好かれる


鶴の縁起が良いとされたのは、中国から伝わったことからで、
実際に鶴はパートナーを変えずに添い遂げる動物なので、
婚礼に関連するものに鶴のモチーフを使用されたりしているのですって。
婚礼の着物の柄にもありますし、いろいろありますよね。

日本昔話には、鶴の恩返しという物語がありますよね。
みなさんご存知と思いますが、助けてもらった恩返しに、
鶴の化身の女性が自分の羽を抜いて機織りをするという、
けなげな嫁のお話です。(令和では、ありえない男女の話ですがww)


また、長生きをして幸せになりましょうという意味を込めて、
『鶴は千年、亀は万年』という言葉もあります。


これらのことから、夫婦円満、長寿祈願の象徴として昔から鶴が親しまれてきたのですね。


私が小学校6年のときの修学旅行で、
夕飯のいただきますの挨拶のとき、代表者が挨拶文を読むところがあったのですが、
その時、先生のアドバイスでこんな言葉を言っていましたよ。

『つるさんのように、つるつる飲まず、かめさんのように、よくかめかめ』ww

鶴は千年だけど亀は万年だから、どうせ長生きするなら万年って意味があったみたいですよ。
(記憶力は無いのに、こういうことだけはよく憶えている🐌)

鶴と亀、セットで縁起物✨

この記事を書いているうちに、なんだか幸せな気分になってきましたww
やっぱり縁起物について調べて書いていると、そういう気分になるのかもですね^^


和の温かみと手作りの温かみ

 

一枚の紙(折り紙)から、作られる折り鶴は、華美な装飾や作りではないけれど、
シンプルで洗練された美しさを持っています。
和の文化や精神には、自然との深い繋がりや心を込めるという価値が込められているのではないでしょうか。内面的な気品を感じるものだからこそ、シンプルに。

そこに、手作りの『優しさ』や『思いやり』の温かな気持ちが込められて、
和の尊さが表現されるのではないでしょうか。


『手作りと和』の温かさを感じるアクセサリーといえば、夢ガアルです。


夢ガアルのアクセサリーは、大正時代の和と洋が融合したレトロでモダンなデザイン。
彩り豊かな天然石やビーズを用いてノスタルジーの美しさと、ハンドメイドの温かさを伝えていきます。
折り紙文化のように、長く愛されますように✨





最後までお読みいただきましてありがとうございました。
では、また次回お会いしましょう~🐌