夢beansスタッフてぃんくる
夢beansのアクセサリー作家です。
スタッフの中では最小・最高齢で、ただいま高齢の父の介護真っ盛りです。
身長153cm
骨格タイプ:ウェーブ
パーソナルカラー:イエベ・スプリング
パーソナルスタイル:ロマンティック
*2021年10月22日以前のスタッフブログはこちら
父の入院
7月6日
今日は年始から187日目。
2022年も折り返しましたねー
月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり
なんとなくこのフレーズが浮かんできましたよ。
父の意思を思いやるということ
先週の土曜日。
デイサービスから帰宅した父。
夕食がいつものようには進まない様子なので体温を測ってみると微熱がありました。
すぐに寝かせつけ、体温を測りつつ様子を見ていると
夜9時頃には39度もの高熱になってしまいました。
意識も朦朧としてきたので
コロナや熱中症だったら大変と救急車を呼ぶ事態に。
検査の結果
コロナでも熱中症でもなく、風邪か軽い肺炎かもと言われ
深夜1時すぎに連れ帰ったんです。
抗生剤と解熱剤を服用させると落ち着きましたが
月曜日には詳しい検査のために、病院の専門科へ行ってきました。
すると、
血液に細菌が入り込んでいるそうで即入院と言われたんです。
先生「血液に細菌が入り込んじゃってますね」
父 「それはいわゆるバクテリアですか?」
先生「そうですね」
父 「なぜ入ったんですか? 何が入ったんですか?」
先生「それを調べるために入院が必要なんですよ」
父 「身体の状態でわからんのですか」
先生「・・・」
父 「入院は必要ないです」
父の暴言がエスカレートしそうだったので、
慌ててわたしが介入しましたw
わたし「ちゃんと調べてもらって、少しゆっくりしようね」
父 「ゆっくりなんかしとられん!」
普段、自分のことは一切できず、
今あったできごとや、今話したこと、今食べたことなど忘れてしまう父なのに
こういう場面での会話力はすごい。
いつもは寡黙な父が滔々と話すんですよね。
検査で待ち時間が長い、
部屋が寒いと文句を言うし(確かにとっても寒かった!)。
超高齢なので、検査の間中家族の付き添いが必要と言われ、わたしはずっと一緒にいました。
「わたしはここにいるべきではない」
「わたしは散歩をしたいし、遊びたい」
「旅行にも行きたい」
「わたしは幸せに生きたい」
などと看護師さんに訴えるんです。
わたしはそのとき気がつきました。
認知症だからと、父の思いや感情を思い遣らず、
流れ作業のように日々の生活の介護をしてきたことに。
黙ってそんな介護を受け入れていた父のプライドは
ズタズタだったんじゃないかということに。
美味しいものを食べて
身の回りのことすべての面倒を見てもらって
心配事なんて何にもなくて
寝たい時に眠る
病気になってしまったんだからそんな生活が当たり前。
いえ、なんて幸せなんだろうと思っていたわたし。
違っていたんですね。
それは、わたしの勝手な考えだった・・( ; ; )
ショックでした。
認知症になってから、何度も入院や手術を経験していますが
今までは静かに受け入れていたんです。
今回は何が違ったんだろうか。
認知症の症状が進んだので、理性の抑えが効かなくなったのか?
それとも
自分の人生はもう残り少ない上に、介護なしには生きていけないという今の状態を悲観した故に出た言葉なのか?
ただ、一つはっきりしていることは、
これらの言葉は本音だということです。
認知症でも、感情や気持ちはちゃんとあるんですよね。
もちろんプライドも・・
理解力や認知力が低下したとしても、
わたしよりはるかに長い年月を生きている人生の先輩である父を
わたしは子供扱いして、声を大きくして注意してしまっていました。
わたしがピリピリしているから、父は自分の意思を言いにくかったんでしょう。
父はいつも寡黙でした。
自分の意思を持って生きたいんだろうなあ。
本人が一番不安に思っているはずなのに
それを思い遣らず、わたしは自分の大変さばかり考えていたんです。
「これからは、できるだけ父の意思を確認して行動しよう!」
とひとり決意した出来事でした。
・・でもね、
父の部屋のテーブルに置き忘れてしまったアクセサリー用の金具一揃いの袋が
今行方不明中なんですよ。
はい、わたしの不注意ですw
ちょっとの間だったんですけどね〜
たぶん、父がどこかに仕舞い込んだんでしょう。
見覚えがなくても、目に入るものすべてが自分のものかもと思ってしまうんですよね。
ちょっと、イラついています😅
そして帰宅すると
食洗機がエラーを表示して途中停止していました。
開けると泡だらけ・・!
どうやら夫が洗剤を間違えて入れたみたいです。
夫 「食器用洗剤ってあったからそれを入れたんだよ」
わたし「食洗機用洗剤じゃないと」
夫 「あーーっ😭」
夫は一つ学びましたw
歳を重ねていくってことをしみじみと考えさせられた一日だったなー
その日の勝負アクセサリー
その日、
病院へ行くのに、
わたしは心を晴れやかにしてくれるリング一つを身につけて出かけました。
それは
Ronaの『レモンケーキロイヤルリング』
ゴージャスだけど可憐で
とっても可愛らしくて
美しいイエローカラーの琥珀のリング。
一点ものだから、もうRonaのサイトには無いけれど、
わたしの勝負リングです笑
Ronaには他にも素敵なものがあるんですよ💕
太陽のようなコニャックペンダント
真珠や翡翠と並び、
「人類が最初に使用した宝石」
とも言われる琥珀💗
胸元から太陽のように輝いて
顔のくすみやシワを吹き飛ばしてくれること請け合いです😄
同じものが一つとして無い、オンリーワンの琥珀の世界はいかがですか?