夢beansスタッフblog

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わが家のコロナ騒動顛末記

夢beansスタッフてぃんくる 

 

夢beansのアクセサリー作家です。

研究学園都市であるつくば市在住の専業主婦。

スタッフの中では最小・最高齢で、ただいま高齢の父の介護真っ盛りです。


身長153cm
骨格タイプ:ウェーブ
パーソナルカラー:イエベ・スプリング
パーソナルスタイル:ロマンティック

 

*2021年10月22日以前のスタッフブログはこちら

 

コロナ騒動転じて言葉の考察

一本の電話

 

月曜日、
遅めの昼食をとっていたところに一本の電話が・・
95歳の父がデイサービスを利用している介護施設からでした。

「お父様が味覚障害を起こしていらっしゃいます」
「え? 熱も出ているんですか?」
「いえ、熱は出てないんですが、お昼を召し上がりながら味がしないとおっしゃるんです。すぐに迎えにいらっしゃれますか?」
「え? 今すぐにですか? これからどうすればいいんでしょうか?」
「検査をするかしないかはご自由ですが、しない場合は症状が治ってからのご利用になります」

じつは、先週金曜日に施設のスタッフ二人のコロナ感染がわかり、父も簡易検査を受けていたんです。
そのときは陰性で、他に感染した人はいないという報告を受けていました。
なので施設側も神経質になっていたんでしょう。

でも、症状が治ってからって・・
「味が無い」という言葉だけが基準だなんて判断がつかないですよ。
しかも父は重度の認知症なんですから。

病院へ


そんな疑問はさておき、まずは検査です。
施設が提携している病院の発熱外来を紹介してもらい父を連れて行きました。

そこは、隣の市にあり、車で片道40分ほど。
高速なら東京駅にもうすぐ着くという時間だw

駐車場に着いてから連絡し、
車の中で問診や検温を済ませ、
病院の建物の裏にあるスペースに車ごと移動して待つこと30分ほど。

あのニュースで見ていた通りの物々しい防護服を着た人が出てきて
父の鼻の奥にグイグイっと長い綿棒状のものを入れてまた戻って行きました。

 

検査の結果


10分ほど待ったでしょうか。
「陰性でした。診察室7番でお待ちください」という連絡が来ました。

よかったーー!
ほんとホッとしました。

診察室に入ると、年齢は60前くらいの医師が父を見るなり言うんです。
「着せ過ぎです。熱中症になりますよ」と。

いや、わかっています。
でも、本人が寒がってどんどん着込むので仕方ないんです。
脱がせると、いろんなところを探し回ってとんでもないものを着込むので、こちらが管理したもので厚着をさせなければならないんです。
セーターを3枚重ねた上に、母の毛皮のコートを着込んでいたこともありましたw
なのでこの暑い中でも自宅ではユニクロのフリースジャケット(もちろん真冬用)を着せています。

と心の中でつぶやいていました。

実際は、ひとこと言っただけでしたがw

熱中症には充分気をつけています」

そう言って診察室を出たわたしはなんだか虚しく感じたんですよね。
別に非難されたわけでもないんですが
何気なく言われた一言がこんなに心に棘のように刺さってくるなんて・・

きっといつも不安だったりイライラしていることを指摘されたからなんでしょう。
カサブタを剥がされたような痛みなのかな。


とりあえず
ほっとしたわたしは車のエアコンを外気導入から室内循環に変え、マスクを外し思いっきり深呼吸をしました。


コロナじゃなくてほんとによかった!
認知症の高齢者が感染すると、その介護は大変ですから。
インフルエンザに罹った父を自宅で看病した時の想像を絶する大変さを思い出して、心からホッとしましたよ。

 

「味が無い」って方言?


父は福岡県の出身です。
食事の味が薄かったり、美味しくないときに「味が無い」とよく言います。

大阪や京都では昔、美味しくないことを「もみない」といっていたそう。
「もみ」=「カエル」で、
カエルの肉が意外にも美味しくて、カエルみたいな美味しさがないということで「もみない」と言い始めたそうです。

その話に通じるものが父の「味が無い」発言にはあるんじゃないでしょうか。
味が無い=旨味が無い=関西の場合はだし汁が効いていなくて味のピントもあっていないという。


なんだか、父の「味無い」騒動が
方言や日本古来の言葉への理解不足問題へとつながっていってしまいました。

100年(一世紀!!)近く生きている老人の言葉は奥深い・・

乙女座カラーの着画です


今日から乙女座♍️
ラッキーカラーは黄色です🟨


じつはわたしには、父を病院へ連れていくときにいつも身につけるラッキーアイテムがあるんですよ。


結核で入院したときも
インフルエンザで緊急入院したときも
ヘルニアで緊急手術をしたときも
敗血症で救急車で運ばれそのまま入院したときも


いつもこの子を身につけて付き添いました。

その効果だったのか
この年齢にしては目を見張るほどの回復力で医師にも驚かれたくらいです。

通院の際は、常に手指をアルコール消毒するので
チェーンに通して首に掛けています。

わたしの介護には欠かせない相棒なんですよ💛

 



『レモンケーキロイヤルリング』を自作のチェーンに通して。

このリングは一点ものなのでもう在庫はありません。
代わりに
Ronaの素敵なリングをご紹介しますね。

睡蓮の花リング

 

 

ゴールドにも見える美しい輝きをもつコニャック色のアンバーリングです。

長い年月を刻んできたアンバー。
何層にも旨味=ときめきポイントが折り重なったアクセサリーです。

その中に閉じ込められた時のカケラを見ていると、
癒しと勇気を感じるのはわたしだけでしょうか。