ラピスラズリと月夜 - 夢beansスタッフblog

夢beansスタッフてぃんくる

夢beansのアクセサリー作家です。

研究学園都市であるつくば市在住の専業主婦。

スタッフの中では最小・最高齢で、ただいま高齢の父の介護真っ盛りです。

身長153cm
骨格タイプ：ウェーブ
パーソナルカラー：イエベ・スプリング
パーソナルスタイル：ロマンティック

＊2021年10月22日以前のスタッフブログはこちら

ラピスラズリのお話

ラピスラズリに惹かれて

前回のてぃんくるブログで取り上げたテーマは青色でした。

『青のあれこれ』

そしてそこでは、

「今の気分は『ラピスラズリ』の色」と書きました。

なぜラピスラズリ色に惹かれるのか・・
自分でも不思議。
そこで考えてみることにしました。

和名は「瑠璃色」。

「るりいろ」という音が柔らかく響き
文字としてみても美しく感じませんか。

濃い紫味の青は、
深々とした夜も更けて少し明るさを感じさせる夜明け間近の色。
もうすぐ眠りから覚めて、「さあ動き出そう」という始まりを期待させる色。
そんな神秘的な色だとわたしは感じます。

「瑠璃色の地球」なんていう表現も宇宙を思い起こさせて幻想的ですね。

それになんたって
世界で最初にパワーストーンと認識されたのはラピスラズリなんですよ！
最高の石言葉を持った『KING of パワーストーン』です👑

フェルメールが愛したラピスラズリ色

ラピスラズリを粉砕した天然の青色の顔料「ウルトラマリンブルー」は
最も高価なものとして、古代より画材や化粧品に使われてきたそうです。

ツタンカーメン王の黄金マスクや
クレオパトラのアイシャドウは有名ですね。

絵画界では
フェルメールが、『真珠の耳飾りの少女』の青いターバンや、『牛乳を注ぐ女』のスカートやテーブルクロスなどにこの「ウルトラマリンブルー」を使用したことから、この色は”フェルメールブルー”と呼ばれています。

『真珠の耳飾りの少女』

真珠の耳飾り、素敵ですよね〜♡

【必要だから作っちゃいました-大粒パールのイヤーカフ-】
この作品のイメージはこの絵なんですよ。
なんたって、少女が巻いているターバンと背景がラピスラズリ色なんですから。

必要だから作っちゃいました-大粒パールのイヤーカフ-

こちらはおかげさまで人気をいただいています。
今までsold outになっていましたが、やっとパールが入手できましたので本日より再販いたします！
大変お待たせいたしました。

これからもパール探しを頑張りますので、よろしくお願いいたします。

『牛乳を注ぐ女』

これらの絵を、以前美術館で観ましたが
それはそれは美しく青く輝いていましたよ。

でもね、
そこで一番印象に残ったのは、その美しい青の色と同様に黄色を多用していること。
よく見ると、白いはずの壁にもブルーやイエローが使われていて奥行きと深みが出ていると思いませんか。
補色関係にある黄色をそばに置くことで、よりいっそう青が鮮やかに映えていました。

そう、ラピスラズリのパイライトのように。
ラピスラズリが持つ「天の青」と「太陽の黄金」のように。