元高校英語教師
現発達障碍の子供の能力開発をメインとするフリーランス教師
及びメンタルカウンセラー
コテコテの大阪人
『女性が元気なら子供は育ち国はもっと元気になる!』
四半世紀の教師生活の中で辿り着いたこの答えをベースに
2012年ブログ発信を開始。
ブログに集まってきてくれた母たちと共に
2017年アクセサリーショップ運営を開始。
今に至る。
身長173cm
パーソナルカラー:ブルベウィンター
骨格タイプ:ウェーブ
パーソナルスタイル:ドラマチック
*2021年10月22日以前のスタッフブログはこちら
愛しのみなさま、
メリークリスマス!!!🎄
いや~ 今年もやって来ましたね~
ってか我々日本人、
クリスチャンでもないのに乗っかるの好きですね~笑
ひとつき前からツリー出して、
たっかいケーキ予約して、
鶏の足もしくはケンタ調達して、
さー!これにて準備万端!
って一体何のためにこれやってるんだっけ???
と、急に我に返ったこと、
みなさんはございませんでしょうか笑
外国人から見たらそうとうおかしな光景でしょうが、
これね、わたしなりに考察したところ、
サンタはもはや八百万の神のひとつになってるんだと思うんです。
木にも石にも、トイレにさえも神は宿るというのが、
我々日本人のアニミズム。
そこにサンタ率いるクリスマス諸々が
およそ100年前の大正時代に加わったんですよ。
江戸・明治にはまだ上等舶来の精神でしたが、
あっとゆーまにクリスマスは日本に帰化した。
正統派和風行事・正月のちょい前に、
西洋の神様に西洋風に祈りをささげるのが
当たり前田の風習となったんです。
聖夜に祈りをささげる対象は
八百万の神のひとつ、
白いお髭のサンタクロース。
布袋さんとどこが違う?
と考えてみると、事実服の色が違うだけで
姿かたちは激似というw
とまぁ、我々日本人にとって
サンタはもはやワンオブザ七福神。
わたしゃ日本人の柔軟さに心の底から感服します。
これぞ真の日本の強さですよ。
というわけで、
本日はそのサンタが八百万の神に
めでたくメンバーインした100年前に想いを馳せ、
当時のクリスマスの光景を描いたアラベスクのご紹介です🎉🎉🎉
アラベスク-グラスワインの三輪ネックレス-
タイトル通り、
脚付きのガラスコップに
赤い葡萄酒が注がれている様子を
ビーズで描いたネックレスです🍷
大正時代と言えば大正ガラス。
レトロな厚みに繊細な細工のあの独特な雰囲気を
大小のビーズで表現してみましたが、
うまく雰囲気をお伝えできていますでしょうか✨
キラキラ輝くガラスの中で
赤いワインがこれまたゆらゆら輝いている。
甲府に旅行して以来、
ずっとこのイメージを描きたかったんですよね。
なんてエラソーに言ってますが、
わたし甲府に行くまで甲府とワインが
あんまり結びつかなかったんですよ。
だって甲州ワインっていうじゃないですか。
甲府ワインじゃなく甲州ですよ。
そりゃ無理もねぇわな。 (おいw)
じゃあワインと言えばどこだと思ってたんだ?
実はね、大阪だったんです。
というのも、大阪の南部には
ワイナリーがなんと8つもあるんですよ。
このクソ狭い大阪にワイナリーが8つですよ、みなさん。
これちょっとすごくないすか?
でもって最初に教鞭を執った高校が
ワイナリーのすぐそばだったんで、
もうワインと言えば南河内、
このイメージが出来上がってしまったんですね。
そんなわたしが甲府に行って、
あらなんだ、ここにもワイナリーがあんの?
みたいな?w
調べてみたら日本ワインの発祥地は甲府なんですってね。
まったくもうびっくりですよ。 ←失礼な奴
というので、
甲州ワインが普及した100年前のクリスマスをイメージした
アラベスクを企画したというわけなんです。
ところがですわ。
明治時代に近代化を図るために
政府がワイン作りを奨励、
甲府はじめ、名だたるワイナリーが参戦するも苦戦するんです。
理由はワインが当時の日本人の口に合わなかったから。
ワインの独特の酸味と渋みは
日本酒にはないものなので
違和感アリアリだったのでしょうね。
で、いまだワインが普及しないまま半世紀が経ったころ、
寿屋という会社の鳥井さんという人が
スペイン人のお友達の家でポートワインを飲み、
「これや!!!」
と。
そうしてできたのが、
誰もが知ってるあの赤玉ポートワインなんです。
※サントリーさんからお借りしました
渋みを取り除き酸味を抑えた
夢のように甘い赤玉ポートワイン。
これが世紀の大ヒットを果たし、
ワインはついに日本に根を下ろしたのです。
だんだんわかってきました?
そうなんです。
その鳥井さんこそが
サントリーの創始者・鳥井信治郎さん、
つまりは大阪が日本にワインを根付かせたということなんですよ。
これを知ったのはアラベスクが完成してから。
もっと言うならコピーを書き始めてから。
それまで頭の中は甲府の穏やかな田園風景一色だったのに、
いっきにフグやらカニやら太郎やらが出てきて
賑やかになってしまいました😂
しかーし!
みなさん、こちらを見てくださいな❣
※サントリーさんからお借りしました
なんっっって美しい!!!
これが大正11年のポスターだなんて
あんびりーばぼーじゃございません!?
わたくしこの麗しい写真をフグカニ太郎と脳内で差し換え、
気を取り直して無事にコピーを書き上げることができました✌
ちなみにこのポスター、
ドイツの世界ポスター展で
みごと一位に輝いたということですが、
納得ですよね。
しかしながらモデルを務めた松島栄美子さん、
この時代に肌を露出したということで、
警察から取り調べを受け
親からは勘当されたのだとか💧
当時の人々を100年後の今の日本にお連れしたら、
間違いなく最初腰抜かして
そのあと激昂し始めるのでしょうな😅
それでは、着画とまいりましょう❣
いかがでしょうか?
ネックレスの赤とストールの赤をリンクさせて
クリスマス気分を盛り上げてみました🎄
さー、夜の帳が降りてきました。
イヴというのに
大阪は予報通りの激しい雨💀
この中を夜の部の仕事に出るのは辛いものがありますが、
ただいま受験シーズン真っ只中。
おまめ先生、頑張りますよ👊
ってか今日と明日は行く先々で
クリスマスケーキをごちそうになれるんです💕 ケーキにつられて頑張るヤツ
それではみなさん、
素敵なイヴをお過ごしくださいね✨