夢beansスタッフblog

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わたしたちに身近な驚きの『SDGs』

夢beansスタッフてぃんくる 

 

夢beansのアクセサリー作家です。

研究学園都市であるつくば市在住の専業主婦。

スタッフの中では最小・最高齢で、ただいま高齢の父の介護真っ盛りです。


身長153cm
骨格タイプ:ウェーブ
パーソナルカラー:イエベ・スプリング
パーソナルスタイル:ロマンティック

 

*2021年10月22日以前のスタッフブログはこちら

 

シニア世代注目のリサイクル

 

使用済みオムツは再生できる

 

父が特別養護老人ホームに入所して4ヶ月ほど経ちました。

毎日カーテンの開け閉めのために
まだ家具などをそのままにしている父の部屋に入るんですが
リビングのソファに座ってテレビを見ていた父の姿が今も目に浮かびます。

寝室に入ると、
ベッドの横に箱買いしていた紙パンツ(わが家ではオムツとは呼ばなかった)があったので、先日ホームに持っていきました。


母の介護から10数年。
父の介護も合わせると、どれほどたくさんの紙オムツを燃やせるゴミとして捨ててきたことでしょう。


そんなことを考えているとき
ちょっと興味を惹かれたニュースがあったんです。

それは、なんと


「使用済み紙オムツは再生できる」


意外な身近なものがリサイクルできるんですね!


日本では、乳幼児や大人用の紙オムツは年間約220トンも捨てられていますが、
使用済みの紙オムツは水分を含んでいるので燃えにくく、そのために焼却コストも余分にかかってしまっているというのです。

 

そんな使用済み紙オムツに適切な処理をして、
固形燃料や建築資材、猫用トイレの砂などに再生するばかりか
驚くことに、再生素材から再び新品の紙オムツを製造する技術も開発されているそうです。

また、再生したリサイクルパルプを使ったトイレットペーパーやメモ用紙なども作成しているとのこと。


驚きですね!

 

この取り組みは、2024年からは大人用に限らず、赤ちゃん用の紙オムツへも展開されることになり、
また、使用済み紙オムツの分別回収を行なう自治体も少しずつ増えているということです。


専用の袋で回収ボックスに入れるだけという手軽さなんです。

画像はユニ・チャームよりお借りしました

使用済み紙オムツのリサイクルなんて抵抗を感じるけれど、
森林資源の利用や環境への負荷を軽減できると思うと素晴らしいと思いませんか!
ちっちゃな抵抗なんて吹っ飛んじゃいますね。


そんな試みは、「紙オムツ」だけではなく
「入れ歯」や「薬シート」にまで及んでいるってご存知でしたか?

いえ、想像つきますか!?

 

入れ歯もリサイクル!?


入れ歯ってリサイクルできるの!?

すっごく意外ですよね!!


父の入所準備をしているときに困ったことのひとつが、使わなくなった入れ歯の始末なんですよ。

入れ歯って、父の身体の一部のようで捨てるに捨てられないというか、、
毎日消毒したり洗浄していて、父の生活に深く結びついていたので
ゴミのようにポイっと捨てることができなかったんですよね。

それが社会の役にたつとは!!


なんでも、
入れ歯に付いている金属のクラスプ(歯にかけるバネ)には貴重な貴金属が含まれていてるため、入れ歯や歯の被せものなどの金属部分を資源として再利用できるんだそうです。


NPO法人「日本入れ歯リサイクル協会」に提供することで
各市町村の福祉事業団体に寄付されたり、
ユニセフを通じて、世界中の栄養不良で苦しむ子供たちの救済に使われるなど
社会貢献につながるということです。

 

画像は入れ歯リサイクル協会よりお借りしました

お薬シートのサステナブルな取り組み

 

これもまたびっくりです!!! ←3度目なので3個の!マークw

薬シートとは、
薬の錠剤やカプセルを包装しているアルミとプラスチックのシートのこと。
このシートをゴミとして廃棄せずにリサイクルしようというのです。


てぃんくるは持病があるので、20年以上薬を飲み続けています。
毎朝、10錠綴のシートからプチっと一粒出して飲んで、
全部飲み終わって空になったシートはもちろんポイっと捨てています。

難病を患っていた母と認知症の父と、3人合わせてどれほどのシートをこれまで捨ててきたことでしょう。


それが、再利用されるなんて・・!


製薬会社が横浜市と取り組み、薬シートの回収実験を行なったところ、
1年間(2022年10月20日〜2023年9月30日)で集まった薬シートは、およそ108万枚相当(約1077kg)にもなったそうです。

こんなに集まるなんて、日本人の真面目で誠実な性格によるところが大きそうですよね。

市内の協力店や施設などに薬シートの回収箱を設置し、不要なシートを回収。
その後、アルミとプラスチックを分けてそれぞれ再利用するという流れだそうです。



画像は第一三共ヘルスケアよりお借りしました


今回は、実験的に置き時計などを制作したそうですが、
今後は健康を支えるものに形を変えて提供し、全国展開もしていきたいとのことです。

 

身近なSDGs


資源を大切にするための活動は3R「リデュース」「リユース」「リサイクル」と呼ばれ、
持続可能な開発目標であるSDGsの観点から個人・団体・企業が取り組んでいます。

 

SDGsが国連で採択されたのが2015年。
それから折りに触れ話題になってはいたものの、
介護・シニア世代にとってこんなにも身近なものが対象になっているとは意外でした。

そして、環境のために何か取り組めることがないかと考えている人が多いんだなと実感しました。


正直なところ、てぃんくるはあまり意識が高いとはいえません。

でも、当たり前のように捨てていたものがリサイクルできる!
しかも、回収箱に持っていって入れるだけなら自分にもできる!

最初の取り掛かりとしてはとても良いなと思います。

このような取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)というなんだか難しそうに思えたハードルが下がって、自然に環境への関心を高くしてくれるんじゃないでしょうか。

ニュースを見ていても、気候変動による災害などが世界中で発生し、
このまま地球温暖化が進んでしまう怖さをひしひしと感じるようになりました。


「何かしなければ!」
「何かしたい!」

と考えるときの第一歩になってくれればいいなと思います。

その身近で小さな一歩が
当事者意識を芽生えさせてくれ、行動の変化につながる大きな一歩となるといいなと願います。

 

サステナブル・・夢beansは?

 

ファッション業界では、
UNIQLOが不要になったダウンをリサイクルする取り組みをしていますよね。

着なくなったら、捨てる。
そんな時代はもう、おしまいにしよう。

そんなスローガンのもと、
服から服へのリサイクルをめざし
その第一弾として、ダウンとフェザーを再生し環境への負担を軽減させようとしています。



では、アクセサリーショップはどうでしょうか?


高価なものをリフォームするという話はよく聞きます。
でも、日常使いしているリーズナブルなものは?

今、プチプラショップが人気ですが
ちょっと壊れたり飽きたりするとポイっと捨てて新しいものを買うのだそうです。
これは今の時代の流れに逆行していますよね。


一方、夢beansのお客様は
たとえ3千円台のものでも壊れたらお修理を依頼してくださいます。
変色したら磨き方を教えて欲しいと連絡をくださるんです。
これはほんとうに嬉しいことです。

こんなお客様が夢beans にはいらっしゃる。
それならもう一歩、わたしたちは踏み出せると思うんです。

みなさんのお宅には、
昔よくつけていたけど今はあまりつけない夢beansアクセサリーが眠っていませんか?
もう多分使わないということであれば、こちらに送ってくださいませ。
糸やワイヤー、金具などは再利用できませんが、石はそれができます。
地球の一部分である石の再利用にぜひご協力ください!

また、使わないわけではないけれどちょっと飽きてしまった・・
ということであれば、違うアクセサリーに仕立て直しするというのはいかがでしょう?


たとえば、ロング丈のキャンディレイ

キャンディレイ〚ピンク〛

 


これを「ショートネックレス+イヤリングにリフォーム!」ってのも気分が変わって楽しいと思いませんか?
使っているうちに「やっぱりロング丈のキャンディレイが恋しい・・」なんてときには
またロングに仕立て直し、新たにイヤリングを追加でお作りすることもできます。

もちろん、違う石を足してまったくの別物に仕立てるのも楽しいと思いますよ。


夢 beansのものだけでなく、他店のものでも大丈夫です。

再利用依頼
リフォーム依頼
リボーン依頼

素材を活かすためのご提案ならなんでも受け付けいたします。
ぜひご一報を!


こんな新しい試みを考えるのはなんて楽しいんでしょう。


夢beansのSDGsですね❣️