夢beansスタッフてぃんくる
夢beansのアクセサリー作家です。
スタッフの中では最小・最高齢で、ただいま高齢の父と闘病中の犬の介護真っ盛りです。
身長153cm
骨格タイプ:ウェーブ
パーソナルカラー:イエベ・スプリング
パーソナルスタイル:ロマンティック
*2021年10月22日以前のスタッフブログはこちら
みなさん、お久しぶりです!
本当にお久しぶりです。
こうしてまたスタッフブログを書いていることが、
今、嬉しくてなりません。
同時に、みなさんに多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことが、
申し訳なくてなりません。
昨年の初夏、
fc2ブログのほうで少し触れていましたが、
わが家にいる双子のミニチュアダックスの女の子の方が重篤な病気になりました。
治療のできる病院が他県だったため、
通院と看病で時間と体力だけでなく
心まで余裕の無い状態となっていました。
まだ8歳なんです。
若くもないけれど、まだ8年しか生きていないんです。
こんなに早くに命との闘いを始めた娘、ロッティ。
親として何ができるか?
何をすべきか?
毎日泣きながら思い悩んで辿り着いた答えは、
ロッティと一緒に闘うことでした。
ロッティの命と全身全霊で向き合うことでした。
わたしは気持ちがブレがちなので、
途中で悲しみに沈んでしまって
ロッティに泣き顔をぺろぺろ舐められるという
情けない羽目になるんじゃないかとちょっぴり不安でしたが、
今回ばかりはそうはならず
最後までロッティと闘い抜くことができました。
こんなわたしを気長に待っていてくれたみなさん、
本当にありがとうございます。
闘いの最中はもう発想力も想像力も悲しいほどに枯渇してしまって
お客様からのオリジナルオーダーの制作が滞ってしまいました。
大変ご迷惑をおかけして心からお詫び申し上げます。
そんな状況でしたが、
先週くらいからようやく頭(というか心?)が動き始めてきて、
ただ今鋭意製作中です。
お待ちいただいてるみなさん、今しばらくお待ちくださいませ。
これらは闘いの中で生まれた作品たちです。
ブログも書けない
湿疹で顔が腫れて着画も撮れない
そんな中、唯一出来たのが『ビーズの色を紡ぐこと』でした。
前述したように発想力が枯渇してしまい、
気分も暗くなっていたのでしょうね。
その月の星座のラッキーカラーをテーマに作った新作が、
ボツとなることがありました。
その時にやっぱり頼りになったのはスタッフのみんなでした。
今月はパープルだから葡萄!
今月は黒だから黒×ピンクでいちご!
黒なのになんでいちご!?
おばちゃんはなんでもありよー笑
などとラインでわいわいと盛り上げるんです。
そして、
あとは『ビーズの色を紡ぐだけ』の状態にまで練ってくれて、、
てぃんくるちゃん、素敵なの作ってね~!
楽しみに待ってる〜♪
と上手に甘えてくれるんです♡
今あらためて思い出すと涙が出てきます。
ありがたすぎて、、、
94歳になる父の介護もあるので
制作はいつも夜中でした。
またロッティから目を離せないので
制作の場はリビングのテーブルでした。
背後のソファーを背もたれにして
針を動かしているわたしの背中に
いつもロッティが身体をくっ付けて寝ていたんですよ。
酸素テントに入っている方が呼吸は楽なはずなのに・・
色を紡いでいる時は無心になれるため、
ロッティのことで後ろ向きな考えになることはありません。
もしかするとロッティは
わたしの心が安定しているのを感じて安心していたのかもしれませんね。
またわたしも
ロッティのぬくもりを背中に受けて、ますます仕事に集中していきました。
スタッフのみんなの支えがあって、
ロッティの背中越しの応援があって、
待っていてくださるお客様の優しさに包まれて、
そうしてできあがった作品たち。
今まで作った作品は全部思い入れがあって大好きですが、
この9作品については格別なものがあります。
闘いが終わり、
もう泣いてもいいという安心感も手伝ってか、
何を見てもロッティの在りし日の姿が目に浮かんで、
悲しくて悲しくて・・
よくもこんなに泣けるもんだと思うほど泣いていますが、
「あれも作りたい」
「こんなのも作ってみたい」と
今は、制作欲がふつふつと湧いている状態です笑
ロッティはいないのに、
やっぱりリビングテーブルの上に材料を広げて
ソファーに背を預けてせっせと針を動かしているわたし。
背中には、
ロッティの代わりに
双子の男の子の方のエルマーがくっついて寝ています。
ロッティほど柔らかくないけれど、
温かさはおんなじ。
ときどき蹴られるけどw
この温かさのためにも、
泣いてばかりはいられません。
さー これからもっともっと頑張ります!
素敵な作品をどんどん作っていきたいと思っていますので
みなさん、どうか楽しみに待っててくださいね。
最後に。
たくさんの愛と楽しい思い出と、笑顔をくれたロッティ。
わが家に来てくれて、本当にありがとう💗